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合理主義のマルチプレイヤー【ル・コルビジェさん】

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この仕事に就いて、一番最初に習った家具デザイナー  ル・コルビジェ

 

ちなみに、ル・コルビジェっていうのはペンネームらしい。

 

※あくまで個人が学んだことの備忘録ですのでご了承ください。

ル・コルビジェ

スイス生まれ、フランスで活躍した建築家。

活躍したのは20世紀。

「近代建築の三大巨匠」の一人と言われている人。

コルビジェマルチプレイヤー

家具のデザイナーとして話に登場したはずなのに、建築家??と調べてみると、コルビジェさんのマルチっぷりは凄い。

▷時計の彫金で受賞

お父さんが時計絵付け師だったことから美術学校で彫金や彫刻を学び、国際展示会で時計の彫金部門で受賞。才能その一。

▷建築家デビュー

いとこと一緒に建築事務所を始め、革新的な建築物を次々建てる。今でも知られている作品がたくさん。

▷都市計画にも参加

コルビジェさんの思想は実際の20世紀の都市計画に大きな影響を与えたらしい。頭もキレるのね。

▷家具の設計

今世に出回っている家具のデザインで一番有名なんじゃないかって言われているのがコルビジェさんの椅子だそうで。写真を見たら、確かに私でも見た事あるデザイン!

▷身体美を追求して数式を発明

まさにダヴィンチ。人が片手を上げた高さなどからモデュールの黄金比率を見つけて、モデュロールを発明。最初これだけ読んだらなんのことかさっぱりだったのだけど、、、モデュールっていうのが建築などを考える時に基準とする定規みたいな単位のことで、人体工学に基づいてコルビジェさんが作った定規がモデュロールだと。天才ってこと。

▷画家でもある

午前中はアトリエで絵を描いたりと、画家でもあったコルビジェさん。

水平・垂直・直角がキーワード

建築についても家具についても、コルビジェさんは合理主義らしい。インテリアを装飾美とか芸術品から脱却させて、機能性を追求してるんだって。

 

コルビジェさんが大切にしているのが水平・垂直・直角の美しさ。過剰な装飾を省いて、あくまでシンプルに。

LCシリーズ

まさにそれを体現しているのが、今も廃れる事なく使い続けられているコルビジェさんの代表作LCシリーズの椅子

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よく企業の待合室とか病院で見るやつ!

 

当時ウレタンだけで椅子を作るっていうのは革新的で、目新しいデザインに多くの注目が集まったみたい。今でもほぼ変わらずにデザインが受け継がれているのを考えると、この椅子がただの目新しさを求めた物じゃなくて、コルビジェさんこだわりの人間工学が生きてるんだなぁと。何かの分野で特化してる人って、ほぼ例外なく他の分野のことにも詳しいと思うんだけど、専門分野を突き詰めようとすると派生していくからなんだろうね。

 

 

今日の復習はここまで。。。

改めて椅子についてアウトプットします!

 

参考:時代を超えて愛されるル・コルビジェの不朽の椅子 | VOKKA [ヴォッカ]

参考:ル・コルビジェ / LeCorbusier|名作家具・インテリアのデザイナー紹介